2015/03/11

TOYOTAアイシン精機  OEKAKI 50 新たな流れを作るミシンの登場か!?

2014年のグッドデザイン賞を受賞したTOYOTA OEKAKI 50というミシン。一目見て直感でピッとセンサーが反応してしまいました。
http://www.g-mark.org/award/describe/41001

写真で確認してもらえばわかるように、色や形がユニークです。
コンセプトもはっきりとしていて、今まで日本にあまりなかったミシンですね。

2012年に同賞を受賞したジャノメのミシンと比べても、トヨタのものは明らかにコンセプトがはっきりしていて興味をひかれます。
私はサステイナブルとかいうよくわからない触れ込みコピーで何かを語ろうとするものはあまり信用しません。薄っぺらく感じるからです。
一方で、トヨタのOEkAKI 50の説明はもっとわかりやすい言葉で説明されていて現実味があるのです。

横ふりの工業用刺繍ミシンでは、フットペダルの踏み具合や、膝レバーの押し具合によってふり幅が変わるものがありますが、それを家庭用で可能にしたものがこのOEKAKIミシンです。
なにより自分で作る楽しさを追求するために作られミシンですから、他のミシンがいくら貫通力や回転数や縫い模様の数などで機能的に優れていても、これには独自性があるので、こちらに目が行ってしまいます。

コンピューターが勝手に刺繍してくれるのではなく自分でやるというところが魅力的です。練習用のキットもあるみたいですし、上達に向けて修練したくなりますね。
豪華で高価な刺繍ミシンって一回セットすると、糸を変えるとかはありますが、それ以外は何もすることがなく全部ミシンがやってくれるので、何ともつまらないなと思っていたところ、こんな楽しそうなミシンが出てきてワクワクします。

もちろん今までの普通のミシンでも送り歯をダウンできるものであれば、フリーモーションで縫っていくことはできますが、横ふりの幅をコントローラーで自在に変更することはできません。
何より、このミシンはお絵かきをメインコンセプトに持って来たという点で画期的です。

デザインも悪くないし、豪華な液晶モニターがついていないのもいいです。コンピューターミシンなので、普通のミシンとして使うにも十分な縫い模様もあり使い勝手もよさそうです。

※2015年6月から予約受付中 http://www.egatama.jp/oekaki/
発売は2015年9月。 価格は税込みで68000円のようです。

トヨタ(アイシン精機)のミシンはジャノメやブラザー、JUKI、シンガーなどに隠れてあまり話題にはのぼりませんが、外観デザインがとてもユニークなものを作っています。
http://www.aisin.co.jp/sewing/lineup/lineup.html
QBシリーズも、コンパクトで独特の形をしています。



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