2015/03/24

サービスマニュアル買ってみた

海外のサイトでベルニナ170のサービスマニュアルを買いました。

以前から海外のミシン販売店がサービスマニュアルを販売しているのを知ってはいたのですが、実際に買うとなると、英語だし、サービスマニュアルを参照してやりたいこともなかったので、買うには至っていませんでした。ベルニナ170の送りがおかしく、リバースボタンを押しても返し縫にならなかったりしたので、どうにかならないかと思っていました。
そして、思い切って、(と言っても価格は$10くらいですし、それ程高くはないのですが)買ってみることにしたのです。

北米在住であればプリントされたものを郵送という形も考えられますが、ここは日本なので当然のごとくPDF版を購入しました。

購入前はどういう流れなのかはっきりしなかったのですが、Paypalでの支払いを済ませると、入力したアドレスにダウンロードのリンクがほどなく送られてきました。リンクは1週間ほどダウンロードができる設定になっているようでした。
システム的に処理されているので、営業時間は関係なく送られて来る仕組みになっていました。これは助かりました。アメリカやカナダあたりの場合は時差が結構面倒ですので。

すぐにダウンロードし、見てみたのですが、ボディの開け方や、送り歯の調整値や基板の設計図なんかが載っているのですが、肝心な固着解消のための方法や注油の仕方なんかは書かれていませんでした。

今回のアーティスタ170の不具合は、おそらく長年放置していたため送り機構が固着したことが原因と思われ、その不具合を解消するための注油箇所などの説明書きがあればという望みを託しサービスマニュアルを購入したのですが、結局その点についてはわからずじまい。

カバーの取り外し方、基板の構造、送り歯の位置や高さ、その他の調整値や調整時の注意や方法なんかが書かれていますが、どちらかと言えば、本格的な修理のためというよりは、ちょっとした調整のためのものと考えた方がいいようなものでした。

サービスマニュアルでも、メーカーや機種によって書かれている内容は異なると思われ、他のメーカーのミシンであれば、もっと詳細に書かれているものもあると思いますが、ベルニナ・アーティスタ170・180のサービスマニュアルはそうではありませんした。

ただサービスマニュアルがどういうものかわかったので、そういう点では満足しました。
それほど高い値段でもないですし。

以上、ミシンのービスマニュアルを海外オンラインで買ってみた話でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿