2015/03/07

驚きの小ささ。カブを彷彿とさせる音。

elna Lotusが届いたとき、まず思ったのが、小さい!!ということ。

コンパクトミシンなので、小さいことはわかっていたのですが、想像を超える小ささでした。

コンパクトミシンと言えば、家電店に行けばよく目にしますし、山崎ミシンもコンパクトミシンの範疇に入るものでしたので、それくらいを想像していたのですが、それよりもかなり小さいのです。

出っ張りや丸みがなく、スクエアになっているので無駄がありません。



モーターはその時代のモーターの特徴として共通しているのか、カブの音がします。

”カブ”と聞くと、今の若い人は 株なのか、蕪なのかと思ってしまうかもしれませんが、一定の年齢以上の人はHONDAのあれだなと思うと思います。

今は小さいバイク、Motor Cycleといえば日本ではスクーターといわれるやや大き目のものがほとんどですが、かつてはカブというミニバイクが日本中を席巻しました。

10年以上前ですが、ベトナムに行ったときは日本のカブは今でも健在で、中国製やその他のバイクを買うよりも、何よりもホンダのカブが一番カッコいいということで多くの人がカブに乗っていました。
今は日本でカブを見かけることはほぼありません。

話は変わりますが、最近VESPAというイタリアのスクーターを見かけなくなりましたね。90年代あたりにはヘルメットも含めて、オシャレな感じでコーディネイトして街中を走っているのをよく見かけました。

アメリというフランス映画が流行ったころは相手役の男性が乗っていたモペットというのもチラホラ見かけることもありましたが、90年代のオシャレバイクといえば、VESPAでした。
自分もちょっと欲しいなーと思ったことがありましたし、今でも持つ事になればうれしいですが、本当に街で見かけることがなくなったなーとふと思いました。

それは置いておいて、elna Lotus の音がなんともこのカブのエンジン音に似ているのです。
ブルブルッブルゥゥーー、ブーーン
明らかに今のミシンとは違いますし、外付けのYDKのモーターがついているものや、シンガーのアンティークミシンについていた電動のモーターとも違う音がします。

車やバイクでギアチェンジしたときのように、ロータスもスピードが変化すると、一速あがったなと感じるポイントがあります。

スピードが早いという触れ込みだったので、手にするまではどれだけ動きが早いのか非常に気になっていましたが、職業用はもちろん、ベルニナの一部のミシンもそこそこスピードが出るのでそれほど驚くものではありませんでした。ただし、コンパクトミシンにしては早く針が動くことに間違いありません。ボディの小ささを考えるとすごい運針性能だといえます。

スピードが速くなっても本体がブレることがないのもいいです。
プラスチックではなく、金属の筐体なので安定しているのでしょう。

カバーにもなっているフラップを取り外すとこんなにすっきりしますし、フラップをとればフリーアームにもなるのですが、アームはやや太めです。



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