今まで全くと言っていいほど興味がなかったニットソーイング。
ロックミシンを購入したのも端かがりが早く綺麗にできるロックミシンが欲しかったからでした。
2本針4本糸の差動付であればニットの縫製も出来るし便利と聞いたので、これは出来ない機能があるのは嫌だし、ロックミシンの醍醐味を味わうならやはり4本糸じゃないとと思い、差動付の4本糸ロックを買いましたが、殆ど差動も使わず、主に端かがりに使ってきました。
端かがりだけであれば3本糸で十分です。差動もいりません。
機能を十分にいかし切れていなかったロックミシンですが、ちょっとしたきっかけをもとにやる気になり、ニットソーイングをやってみることにしたのです。
最近今まで長年愛用してきたいくつかの長袖カットソーがだんだんとくたびれたり、破れが出たりしてきたので、いいカットソーはないかと店に見に行ってみるも、気に入った長袖のカットソーをあまり売っていない。
それであれば、ちょっと頑張ってロックミシンを使って作ってみるか、と相成ったのです。
ところが、布帛や革を縫っていた時とはまた違った問題にぶち当たり、なかなかうまく縫えない。ただロックミシンがあればいいというものではい。むしろ素材の特性や縫うコツをつかまないとどうしようもないとわかったのです。
失敗をしながらも、何度か試行錯誤をし、そこそこにはうまく縫えるようになったのですが、そこで気づいた事を何回かに分けて書いていきたいと思います。
家庭用ミシンだけでニットが縫えないかと思っている人も多いと思います。
以前、家庭用ミシンでニットを縫う裏ワザというので、紙やすりを使う方法について書きましたが、その投稿は他のものと比べて多くのアクセスがありました。
ただし、その頃はニットの裾上げに家庭用ミシンを使った程度で、そんなに深くニットソーイングをしていたわけではなかったので、情報も断片的でした。今回ニットソーイングに取り組んでみて、針や糸、ミシンのセッティングを整えれば、家庭用ミシンだけでもそこそこのものが作れる事がわかりましたので、
まずは
家庭用ミシンでニットソーイングをすること について書いて行きたいと思います。
では次回から。
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