2016/08/10

Knit 6 ロックミシンの基礎。縫い方のコツや糸はしの処理などを覚える。

家庭用ミシンや職業用ミシンなど本縫いミシンではなんてことのないことでも、ロックミシンではなかなかわかりづらいことがあります。それ程、本縫いミシンとロックミシンは操作方法が異なります。私も最初は慣れるまで結構戸惑いました。

たとえば、作動の使い方なんかは、N(ニュートラル)の状態から、数値が大きくなれば縮ませながら縫う、数値が小さくなれば伸ばしながら縫うなど、覚えなければ毎回説明書や本とにらめっこです。
角の縫い方、カーブの縫い方など、普通のミシンよりも針回りのスペースが狭いわりに、押えが大きく針も2本ついているロックミシンは、生地の操作がやや難しく感じるでしょう。

そんなとき、私は下記のミシン屋さんのページにある、ロックミシン講座が非常に役に立ちました。
内角、外角、筒もの、内カーブ、外カーブの縫い方のコツ、肩線の処理方法などは非常に参考になります。このページを一通りみて実際に縫ってみれば、ロックミシン操作の基本はおさえられると思います。
http://www.mymishin.com/special/school.shtml

そして私が長い間なかなかいい方法が見つからなかった、ロックミシンの糸はしの処理

縫いはじめと縫い終わりの空縫いでできる糸の残りをどうしたらいいのか。
本縫いミシンでは返し縫をして糸を切ってしまえばいいですが、ロックミシンはそうはいきません。

私は面倒な時は空環をそのまま、まとめて固結びしてしまうこともあります。
また、空環の糸をほどいてまっすぐにして、4本の糸を2本ずつ結ぶというやり方をしてしまうこともあります。糸をほどいてみると、針糸に比べてルーパー糸がいかに長いかがわかります。
短い針糸2本と長いルーパー糸2本にほどいた状態
このやり方、いつも難なく解けるようなコツをまだつかんでいないので、うまく行かないことが時々あります。そういうときは適当にまとめて固結びしてしまいます。こういう部分で雑な性格が出てきます。

私は面倒くさがり屋な性格なのであまり好きではありませんが、一番確実な方法は、本などでもよく書かれている、糸端を大きな穴のある刺繍針などで裏側の縫い目の中にいれてしまうというやり方です。

針だと先がとがっていて、気を付けてやらないといけないので、私は100円ショップで買った編み物用のとじ針に糸を通してやったりします。
これであれば先はとがっていないので、安全です。

なかなか慣れるまでには時間がかかるロックミシンの操作ですが、一度覚えてしまえばそれほど難しいことはありません。
自分もニットソーイングをほとんどやったことがなかった頃よりは、操作に慣れが出てきた気がします。(気のせいかもしれませんが、、)

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