2015/07/28

宝石の名前が覚えられるハスクバーナのミシン、ブラザーコンパル復活

エメラルド、オパール、サファイア、トパーズ、ルビー、ダイヤモンド.
ミシンのモデル名に宝石の名前がちりばめられたハスクバーナ。
私は男なので、宝石やジュエリーには詳しくありません。ただ、このハスクバーナのミシンを見ていて、ジュエリーに詳しい人に聞いてみたら、エントリーモデルのエメラルドは宝石としては比較的安価で、ルビーなんかは高価だということでした。
ダイヤモンドが高いのはさすがにわかりますが、私はミシンを通して宝石の知識を少しだけ身に付ました。

オーストラリアに旅行で行った時、街中にOPALと書いている店を多数みかけました。オーストラリアはオパールの主要産出国のようですが、ちょうどハスクバーナのミシンを通じて覚えたばかりだったので、どうしても目が行ってしまいました。

ルビーと言えば、日本人の一定年齢以上の人は寺尾聰の「ルビーの指環」を思い浮かべそうですが、トパーズと言えば、私は中山美穂の80年代のヒット曲「C」を思い出します。
この歌は冒頭、トパーズの月明かりあなたを追って~、とはじまり、”水晶の波” ”ほうき星が流れる” ”夜空漂うガラスの魚みたい” ”さそり座の赤い星涙でくもる”、など最近の歌によくある(君を守るよ~、あなたとずっと一緒~、○○に行ったね~)といった日記のような歌詞とは違い、プロの作詞家の力量がみられるものです。描写が緻密で、みずみずしい情景が浮かんでくるような言葉選びをされています。歌唱力は何ともいえませんが、動画はこちらでどうぞ。
ちなみに、「C」「ルビーの指環」どちらも松本隆さんの作詞によるものです。

話は変わりますが、ブラザーの70年代~90年代初頭までのヒットモデル、コンパルというミシン。
最近になってこのモデル名を復活させたようですが、このシリーズのミシン、どうも外観デザインがハスクバーナのミシンと似ているような気がするのです。
WEBで画像を見た時、色やボタンの位置、アームの雰囲気などがハスクバーナの一部のモデルを想起させました。

刺繍ミシンに力を入れているブラザーは、刺繍ミシンのリーダー的存在、ハスクバーナのミシンを意識しているのでしょうか。上位機種のイノヴィスもよく見たら、ダイヤモンドなどのミシンとモニターの位置も同じですし、何となく形が近いのです。

まあそれでも、NEWコンパルはデザイン・機能ともになかなか魅力のあるミシンです。刺繍をしないならこれくらいのミシンがあれば快適なソーイングを楽しめそうです。

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