私が買ったものでいうと、シンガー15-90、トヨタHZ-586、ジャガーMATEは中古購入当初、この部分が固着していて、手で回してもぜんぜん回転しませんでした。下糸巻はあまり使わないので、長年放置することにより、どうしても固着してしまうようです。
TOYOTA HZ-586 プーリー |
ジャガーMATE・オレンジは、他のミシンではあまりないですが、プーリーを右に引っ張る形です。
グレーはプラスチック製プーリーが左右2つに分かれていて、左を押えて右を回すと解除されます。
1台目オレンジ |
2台目グレー |
ジャガーMATEグレーは、この部分が最初全く動かなくて、下糸巻時に針も一緒に動いてしまっていました。何度もトライしてみたのですが、左側の持つ幅も狭いので、どうにも力が入らず、固着が解消されませんでした。
当面そのままにしていたのですが、やはり不具合は解消したいと思い、右サイドグレーのカバーを外して、力をいれてグイッと回したら何とか解除できました。
私は以前TOYOTA HZ-586でこの部分をばらした後、元に戻す方法がわからなくて、間違った入れ方をして針駆動の解除が機能しなくなった事がありました。
そのため、昔のミシンを買ったものの、下糸巻時に針駆動を解除できない人(そんな人あんまりいないか。。。。)の参考になればと、この部品をばらした後の戻し方を書いておきます。
以下はジャガーMATEのプーリーですが、上のTOTATAのミシンや他の鋳物ミシンの場合も同じように内側にシルバーの小さなネジがあるので、これをドライバーで緩めれば、プーリーの内側(ストップモーションスクリュー)が外れます。
ストップモーションスクリューの内部にこのような部品が入っています。
以下は部品を取り外したところ。
部品の円の内側にある2つある出っ張りを、プーリー内部取り付け部分に、はまりやすいからと奥に向けてしまうとこの機構がうまく動きません。
間違い例・出っ張りが向こう側 |
正しいはめ込み。出っ張りが手前に。 |
以上、いったい誰のためになるのかわかりませんが、とりあえず書いておきました。
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