2015/07/03

職業用足踏みミシン188U2 の下糸巻、上糸かけ

シンガー188U2ではじめて下糸巻をしてみることにしました。

下糸巻が右下にあることはわかっていたのですが、最初はどのようにセッティングするのか、糸の通し方やボビンの入れ方などもわかりませんでした。軸の右側にボビンを入れようとしてみたり、どこに糸を通すのかわからず違うところに入れてみたり。どうもうまくいきません。

家庭用足踏みの場合
シンガーのWEBページで188Uの説明書をダウンロードできたのですが、188でも最後の型188UProfesionalのものだったので、下糸巻が今のものと同じトップカバー右にあるものです。これは参考になりません。

足踏みミシンでも家庭用ミシンの場合はプーリー付近に下糸巻軸があることが多く、その軸をプーリーに当てれば問題なく下糸が巻けます。

これは上面右側にある今の下糸巻とも位置や方法がそれほど変わりないので、問題ないのですが、この188U2や昔の足踏み職業用ミシンはベルトに下糸巻き機構をあてて巻きます。

188U2下糸巻
そこでまた調べて、実際にやってみたらうまく巻けるようになりました。

他にも書かれているページがありますが、足踏み職業用を手に入れたものの、巻き方がわからない人のために書いておくことにします。

まず糸立てはこちら、縫製時はこの左側にある糸立てを使いますが、下糸巻時は右の糸立てです。

次にこのフックの下側から糸を通し、テンションディスクの間にしっかりと入れます。
下までしっかり入れないと外れる事もあるので注意。

そのまま下に下ろし、ボビンの左の穴に糸を通して下糸巻軸に入れて、ボビンの右の穴を下糸巻の突起部分にはめ込みます。

そしてレバーを倒しボビンの間に入れます。この時に右のディスクのくぼみがベルトに当たるようにします。

最後まで下糸が巻けたら自動で止まります。
足踏みを踏みながら電動ではなく、自分の力で動かして下糸を巻くなんてしたことがなかったので最初はとても新鮮でした。

なお、上糸通しも188U Professionalや他のTA型とほぼ同じなのですが、やや形状が違う部分もありるので、一応載せておきます。針穴は左から右に糸を通します。


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