2015/04/07

ジャノメ 815 ギア交換 失敗。

ジャノメ815の下軸ギアが経年によりひび割れていて、カタカタという音がすることがは、以前からの懸念事項でした。それを解消するために以前メーカーに電話で問い合わせたら部品がないということだったのですが、ブログのコメント欄でメールの問い合わせ窓口から聞くと、送ってくれるという事を書いてくれた人がいたので、その通りにしてみたら、無事下軸のギアを入手することができました。

せっかく入手した下軸ギア、到着後早速やってみるかと、自分なりにギア交換にチャレンジしてみることにしたのです。
ネットで類似機種のギア交換をしている動画を見つけたので、そのとおりにやってみようとしました。

アームのカバーを外した後、アーム下側のマイナスねじ2つを緩めて釜を外すことができました。
次に釜ギアを軸に締め付けている六角のビスを緩めてはずしたのですが、、、、、、、肝心の割れた釜ギアを外すことができなかったのです。あれこれ緩めたり、ここかなぁと思うところを外したりしたのですが、どうしても外れません。

上の送り歯と下にある送り金具に挟まり、また左に隙間があまりないので、どうしても外す事ができませんでした。
外し方がわからず疲れたので、1日目は釜を元に戻して、元通り問題なく縫える状態にしました。

ただし、一度始めたので、このままにしておいては気持ちがおさまらず、またチャレンジしました。
送り歯を解放したり、下軸を右側にスライドさせてギアが取れないかと思いましたが軸を動かせずギアのはずし方ががわからずじまいでした。

802や804のフリーアームにならないものであれば、ベースを外せばスペースも広いのでやりやすいのでしょうが、アームが細い815や813ではどうしても他の部品に引っかかってしまいます。

終いには釜を元通りに戻しても、モーターを”はやい”モードにしてフットコンをいっぱいに踏み込まないと、針が動かなくなってしまいました。
釜ギアのかみ合わせが悪いのか、作業している間に裂け目がさらに開いてしまったのか。。。。。。

いろいろやっているうちに肩がこったりして、本当に疲れてしまいました。

で、結局、売却しました
思っていた以上の値段で引き取り手が見つかりました。ちゃんと修理して、そちらで再生されることを願っています。

旅立ったのはうれしかったのですが、ちょっとした寂しさはありました。
中を開けて、分解し、ミシンの構造を見て学ぶという意味もあり、最悪ダメになってもといいという気持ちでやったので、ある程度心の準備はありましたが、上手くいかなかったという消化不良もあり、心残りがあったのは否めません。




3 件のコメント:

  1. エェェェェーッ!売ってしまったのですか!!!!!!!もったいない…。
    でも、ブログの方はまた再開なされて良かった良かった!!

    また、拝見しますね。
    それでは!

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  2. 再びこんにちは!

    ギアを良く見ると、802トピアエースと一緒のような気がします。

    ギアが、他部品に干渉して取り外せないとの事ですが、802の場合は、ギアを取り付けている軸を外せば問題なかったです。

    取り外し方ですが、真鍮の棒で横からハンマーで叩けば外れました。(かなり荒業ですが(笑))
    多分、本体の側面に穴があると思いますよ。
    なぜ、真鍮の棒かといいますと、軸の材質よりやわらかい素材じゃないと傷がつきます。

    あくまでも、802の場合ですが…。

    一つ一つの部品を外してゆけば、交換できると思いますよ。

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  3. アドバイスありがとうございます。
    802の場合、ベースを外せば下軸が全て見渡せるのですが、813や815の場合、フリーアームになっていて、アームが細いためかなり作業がしづらいと感じました。 取り外し方がわかれば交換自体はそれ程難しくはないとはおもうのですが、、、、そういう訳で断念しました。

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