2016/07/22

JUKIエクシードのリニューアル版 Xシリーズのスライド針板ほか便利機能

先日手芸店でJUKIエクシードの動作を実際に見て、とても静かでいいミシンだと思ったという話をしましたが、ここ数年家庭用ミシンの人気シリーズとして君臨してきたエクシードシリーズに代わるXシリーズというのが発売されたようです。
エクシードもFQというマイナーチェンジしたものがありましたが、今回は大きく機能も刷新されたようで、非常に使い勝手がUPして便利になったようです。

こんな家庭用ミシンがあれば、楽しいだろうな、と思わせる機能と性能を備えています。

Xシリーズはエクシードの初期型と同じく、3機種が発売されています。上位からEX-7、DX-5、CX-3という型番がついています。
私の目がとまったのは、Xシリーズ全機種で装備されている直線時に針板が変形(スライド)して、穴が小さくなる機能です。
私はジャノメ・エクセル813や815で経験し、ブログでも紹介し、この機能が何故今のミシンに搭載されなくなったのか不思議だと書いたのですが、なんとその機能が復活したのです。
エクセルなどにくらべれば、針板穴のサイドが完全にふさがれる形ではないですが、この機能があることにより、薄地の生地落ちが防げるのではないかと思います。
最近も家庭用ミシンで薄地・ニット地を縫った時、うーんやっぱり直線ミシンか直線専用針板があった方がいいなーと思った事があったので、やはりあれば便利な機能であることは間違いありません。
ジャノメのスライド式針板の場合もそうでしたが、Xシリーズでもスライド針板が直線用になっているときは、直線縫いしかできないようになっているので、その点も安心です。

EX-7DX-5の上位2機種は家庭用ながら1050針/分のスピードとなっていて、エクシードよりも早くなっています。
また、ピボット機能というものがあり、ミシンを止めた時、針が下で停止し、自動で押えが少し上がるようです。これは生地の角やカーブ部分を縫うのに便利だということです。
またフットコントローラーのかかと側を踏むと、「返しぬい」「押え上げ」「糸切り」のうち自分好みの操作に割り当てる事が出来るフットスイッチ機能というのもあるようです。

おそらくその改良された便利機能を堪能するには上位2機種を買う方がいいでしょう。

エントリーのCX3は900針/分であり、スライド針板はあるものの、模様縫いの数も40と上位2機種程多くはありません。ただし、エクシードの特徴でもあったBOX送りが採用されていますし、自動糸切付でボタンホールも7種類あるので、機能的にはこれでも十分です。ベーシックでシンプル、安定したミシンが欲しい人にはいいでしょう。

いずれにしても、マイナーチェンジではなく、結構な機能追加があるので、エクシードよりもこちらの方が欲しくなりますね。
なかなかいいミシンがまた登場しました。




0 件のコメント:

コメントを投稿