2016/07/14

ロックミシン。針棒が。。。。。。ずれた。

使い勝手がいい美馬精機製ロックミシンPFAFF 788ですが、ニット生地を縫っていたら、急に異音がしはじめました。

どうやら針棒の上の部分のプラスチックがゴンゴンと音を発しているのです。

良く見ると針棒が上端がカバーに当たっている音のようでした。同時にうまく縫えなくなりました。

どこに問題があるのかと、いろいろ見てみると、針止めネジのあたりがグラついていることを発見。

そこから、あれこれネットで調べ、美馬精機製のロックミシンに針棒が動く不具合があることがわかり、類似機種の美馬精機製リッカーのロックミシンの同じ不具合を修理しているの画像を発見。
こんなマイナーな機種でも写真を上げてくれている人がいたので、助かりました。

どうやら針棒を止めるネジが緩んできて、縫えなくなるようで、カバーをあけてそのネジを締めれば直るようです。

針棒が見えるように再度のカバーを開け、写真に出ていたネジを探し当て触ってみると、ネジが少し緩んでいて、そこを触ると針棒が動きました。

ドライバーでネジを締めようとしたのですが、良く考えるとどの高さでネジを締めるか良くわからない。
これはまた調べないとと、ネットを見てみると、海外の動画で何となく説明してくれているものもあったのですが、動画なので鮮明ではなく、なかなか理解が難しかったので、あまり有効な情報を得られませんでした。

そこで、家にあるもう一つの2本針4本糸ロックミシン(ジャノメ・240D)の針の動きとルーパーのタイミングを参考に調整してみることにしました。

ジャノメのロックミシンを見る限り、
右ルーパーの糸穴が、右から左に動いて通過したすぐ後に2本の針が下りていくようでした。

前から見ると、右ルーパーの上端に針先が刺さっていくような感じ、と言えばいいのか
下記の写真のようなタイミングのようでした。


左まで動いたルーパーが右に戻るとき、針は下から上に上がっている。


針の最上点はこんな感じ。
白いプラスチックボディの下端のラインから、針棒の丸い金具(ABと書かれた針止め部の上にある丸い金具)の上端まで大体4㎜でした。(この部分の形状や長さは機種によって違うと思います。)


上記の位置になるように、針棒のネジを締め直した後は針棒が上下しても上のカバーを針棒がついてカタカタと異音がすることがなくなり、普通に糸が絡んで縫えるようになりました。

サービスマニュアルを参照したわけではないし、厳密な調整値と若干違っているのかもしれませんが、問題なく縫えるのでいいかと思っています。

まあこんな情報を必要な人も少ないのかもしれませんが、自分の備忘録と修理記録・参考用として書いておくことにしました。



3 件のコメント:

  1. コメント失礼します。
    職業用ミシンを購入したく、色々調べている際にこちらにたどり着きました。正確にはミシンのハナシの方のSPUR25SPの記事なんですが。
    その記事を見て、中古で良いものを購入出来るんだ!と思い、色々調べてみましたがハナシ人さんはどのようにして、探しているのでしょう?
    もしよければ教えて頂きたいです。また中古品を買う注意点なども…

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    1. 中古の購入方法については別コメントに返信した通りです。中古をオークションやネットで買う場合は、ミシン屋さんで整備済みのもの、もしくは出来る限り綺麗な状態のもので付属品がある程度揃っているものを購入すれば、満足行く買い物になる確率は高いです。
      安くてもあまり汚いものや、外観上でもどこか曲がっていたり傷が多い物は丁寧に使われてこなかった可能性があるので、出来る限り避けるようにしたほうがいいでしょう。

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    2. 注意点に気を付けて探してみます!!
      どうもありがとうございました*_ _)

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