2015/05/25

スナップオンタイプの押え

スナップオンタイプの押えって一見すると、どれも同じに見えます。

TOYOTAのHZ-586を買ったら、直線用押えしかついていなかったので、これはジグザグ縫いが出来ないと困るなと考え、数ある他のミシンの押えで使えるものはないかとあらゆるタイプのものを試してみたのです。
HZ-586についていた直線押え
まず、家庭用のローシャンクタイプであるのは間違いないので、ついているスナップオン用のアダプターを外して、手元にあったローシャンクの三巻押えを試してみたら、これは使える事がわかりました。
ローシャンクの押え
ただし、ネジをいちいち締めなおすよりは折角あるスナップオンアダプターを介して、簡単に押えの交換をしたいので、次にスナップオンをいくつか試しました。

まず、ベルニナの130についているスナップオン押えはどうかと付けてみたのですが、押えをホールドする部分から、針を通すために空いている穴までの距離が短いため、針が当たってしまう事が判明。針板穴も押えで塞がってしまいます。
BERNINA130のものをTOYOTA586につけたところ
次にシンガーのコンピューターミシンについていたものを試したところ、穴までの距離は合いました。ただし、今のコンピューターミシンはふり幅7㎜のものが多いので、TOYOTA HZにつけるとやや横幅が大きく見えます。
シンガー 7㎜用 スナップオン
そこでたまたま目についたJUKI HZL-11フルフルのものを付けてみるとこれが完璧に合っていました。


手芸屋さんで売っているスナップオンタイプのミシンの押え、清原製のものはジャノメ以外のものには殆ど使えます、と書いてあります。おそらくシンガータイプと言われるものが家庭用ミシンでは最も一般的なのでしょう。

一方ジャノメはホールド部分から針板穴までが短めですが、ベルニナのスナップオン押えにはジャノメタイプを付けるようになっているのでしょう。

ハスクバーナは装着方法が全く違うので、他社のミシンにはあいません。
ハスクバーナの押え。手前から奥に押し込んで装着。

シンガー(一般)タイプとジャノメタイプの見分け方は、押えをホールドしたところから針穴まで少し距離があればシンガータイプ。ホールドした部分からすぐに針穴がくるようであればジャノメタイプです。

以上、スナップオンタイプの押えはどうなっているのか自分の中でも整理するためと、どれを買っていいかわからない方のためにも書いてみました。

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