2015/08/13

ミシンの操作ボタンの位置

下記の投稿を書いた当時は返し縫レバーとボタンの位置が離れていて使いにくいと書いていましたが、その後何度か触っていくうちにこんなもんかと気にならなくなってきました。

返し縫いレバーは大き目ですが、全体のバランスを考えてこのような形なのかと思いますし、こちらも使っていくうちにだんだんと慣れてきます。

何度も使っていくうちにこのミシンの使い方に体が馴染んでくるので、問題なくなってきました。

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エクシムプロ9500を買って気づいたのが、自動糸切のボタンの場所が他のボタンと離れすぎていて、慣れるまでつい、ボタンの位置を探してしまうということです。

これがJUKIのシュプールであれば、針上下ボタンと自動糸切ボタンがふところの右側部分にあるので、縫い終わりにとにかく右に手が動きます。送り歯ダウン、返し縫レバーも含めて右側にあり、操作系はここに集中しています。
糸切ボタンも横長で押しやすいのでこれを使いにくいと思った事はないのです。



一方、エクシムプロの場合、針上下ボタンと下糸巻ボタン、最高速度調節スライドなどは上にあり、返し縫レバーと糸切が右にあるので、最初はちょっと探してしまうのです。
ちなみにジャノメ系の職業用ミシンについているメインモーターから独立した下糸巻というのは必要???と疑問符をつけたくなります。縫いながらでも下糸が巻けるということなのですが、そんな状況ってどれだけあるんでしょうか。

ボタン類というのは出来れば集中してあった方がわかりやすいと思います。
返し縫いは昔のミシンでも右側にレバーやボタンがあることが多いのでこれで問題ないのですが、ボタン類があっちこっちに離れていると、上を見て、あ、違う、 糸切は右だったと思って間違えることがあります。
少なくとも針上下ボタンと糸切ボタンは近くにした方が使いやすいと思いました。
(こういうのも慣れれば問題ないのかもしれませんが、最初は手間取ります。)

さらに、返し縫レバーと糸切ボタンが意外に近いので、どうもレバーが邪魔に感じられます。
レバーをもう少し下にするか、糸切ボタンをもう少し上にしてほしいです。
JUKIシュプールも同じ配置ですが、返し縫いレバー上面から糸切ボタンまで4cm、エクシムプロは、2.2cm。返し縫いレバーも分厚く大きく、手前に出っ張っているため、より狭い感じがするのです。
レバーの操作自体もJUKIの方が楽です。
ヌーベルクチュールのレバーも画像で見る限りシュプールと同じくらいなので、ジャノメ系のものが一際大きいようです。


               ジャノメ系の職業用も最新のものはフットで糸切が出来るようになっているので、
               レバーとボタンの近さもそれ程問題にならないかもしれません。

なお、このエクシムプロ、送り長さの調節も本体右側面にダイヤルがあり、前面右端にダイヤルの目盛があるのですが、小さくてちょっと見にくいです。シュプールの目盛と一体になったダイヤルと比べると操作性も視認性も悪いです。下の写真はアップにしていますが、上にあるエクシムの全体写真を見てみるといかに小さいかわかります。



家庭用ミシン(特にコンピューターミシン)の場合、模様選択ボタンなどを除いて、縫っている前後や途中で操作する必要があるものはほとんどが針の上などに集中して一か所にあるので、操作しやすくなっているのだなーと改めて認識しました。

こういうのが全く気にならない人もいるでしょうし、むしろこういう形が好きだと思う人もいるかもしれせん。でも私は気になってしまいました。
ちなみに、同じジャノメOEMのシンガー103DXは糸切ボタンが懐の上にあります。この方が操作はしやすいと思いますが、このミシンはエクシムプロと違い針の上下ボタンがありません。



全体として、ジャノメ系の職業用ミシンは自分には合っていないのだなと思いました。
手も大き目で動きもおおざっぱな事も多いので、レバーとボタンの位置が近いことも人より気になるのかもしれません。

あくまでこれは自分が感じることで、ジャノメやエクシムプロがいいと言う人もいると思います。
ボディが大きく頑丈で、佇まいはどっしりしていて、頼りがいがありそうに見えますし、縫うと言うことだけ考えればいいミシンです。
使っているうちに好きになるかもしれませんが、今のところシュプールよりも使いにくく感じます。



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