シンガー 192 |
・膝レバーで動かすので微妙な速度操作がしづらい。
・モーターの取り付け部が一度破損したので、状態が不安定。
この不満点を解消するため
・フットコントローラー操作が出来るもの。
・モーターが正常で取り換えも簡単なもの。
・本体が綺麗なもの。
を探していたら、黒ミシンとは違い、やわらかい雰囲気がありながらも頑丈な鋳物シンガーがみつかりました。
ベージュのカラーリングはシンガー191Uという人気機種でもありましたが、192よりも茶系に近い色です。
シンガー15種ミシンを糸調子器や天秤を前面にもってきて使いやすくしたのが191Uで、日本メーカーが大量に生産していたかつての直線鋳物家庭用ミシンも天秤や糸調子器が前を向いているので、、どちらかと言えば191U に似ています。
家庭用ミシンの基本モデルとなった15種と、191・192の違いと言えば、送り歯の高さがダイヤルで調節できるところです。押え圧調節に加えて、送り歯の高さを調節すれば生地の厚さに合わせて送りが最適化されます。これはとても便利です。
15-90ではベッド下の下軸駆動のあたりで送り歯の調節ができるのですが、本体が重く、奥に倒すとケースも倒れそうになるので、とてもやりにくいのです。
昔の直線ミシンの最大の難点は重いということなのですが、送り歯調節や下軸への注油も本体をたおさないとできず、時に台ごと傾いてしまい安定しないので、大仕事です。
下左のシルバーの丸いものが送り歯高さ調節 |
そして、同じようにシンガーの古いミシンの匂いがします。
これはシンガーの匂いなのか、油なのか、鉄の匂いなのかわかりませんが、ジャノメの古い直線ミシンHL2-350 ではこの匂いはしませんでした。
だから、私にはシンガーの匂いだと感じるのです。
この192Uはとにかく重いです。大きさはそれ程でもないのですが、本体重量16.7Kg (モーターと台を含む) それにフットコントローラーを入れると17.4Kg、ケースを入れて量ると20.6kgもあります。
これは備え付けで置いておく場所がないとキツイです。持ち運びはできますが、これを使うたびに出してくるのはとても大変です。女性ならさらに負担に思うでしょう。
カバーも木製なので、プラスチック製のものに比べて重さがあります。ミシンと台の上からこのケースをかぶせると、カチッと内側でストッパーがとまるようになっているので、便利ですが、いかんせん重い。
コンピューターミシンが主流になり、自動制御で便利機能がついて進化した一方で、部品も安価な樹脂製になり耐久性は昔のミシンには及ばないと言われる昨今のミシンですが、軽くて持ち運びやすくなったと言うのがミシンのここ20~30年の発展の大きなものと言えるのかもしれませんね。
あまり重いものはやはり身体的にも心理的にも負担になりますから。
お久しぶりです。また買ったんですね!!(笑)
返信削除私もこのミシン、以前から気になっていました。好みが似てますね。(笑)
やはり、黒より、ベージュの方が落ち着いて見えますね。
私の場合、シンガーは617Uしか持っていません。
足ふみなのですが、他の機種に比べ、踏み込みが若干重たいです。
で、このミシンを購入した時に、付属していた当時のカタログに、192が載っています。
値段が、31000円になっています。ケースつきで38000円です。
シンガーはスラント方式なので、押えの共用が出来ないのが難点ですね。
手持ちのシンガーも、ジグザグ押えだけありませんでした。
海外のサイトで押えだけでも購入しようと思っています。
もうそろそろ購入は終わりにしないととは思っているのですが、また買ってしまいました。。。。
返信削除スラント式の押えは手に入りにくいのが難点ですね。