2015/06/19

フランス製、ポップなミシン 購入ミシンNO.34 シンガー Mon ami 353

購入ミシンNO.33はジャガーMATEでした。
日本のメーカー、ジャガーが放ったコンパクトミシンの渾身の一作。

そしてNO.34はアメリカが世界に誇るミシンメーカー(だった)SINGERのコンパクトの代表作Mon Amiシリーズの第1号機と言われているもの、Mon ami 353。


このミシンはフランスで誕生したもので、各国によってペットネームが異なりますが、我が国では今でも変わらずシンガーのミシンシリーズ名としてMon amiが使われています。 シンガー日鋼時代から、ハッピーミシンに譲渡された現在まで変わらずに日本のシンガーで使われているこの名前。

フランス語で私の友達を意味するMon Ami(モナミ)。

その名のとおり、傍らの友となるように付けられた名前なのでしょう。
愛着の持てるとても可愛い雰囲気を漂わせています。

モナミシリーズで、この353の後継機、モナミ394はNo.27として既に紹介しました。
こちらの方は外観がよりアメリカのミシンメーカーらしいのですが、353はどこでも愛される大き目の花柄をモチーフにしたポップな外観です。マリメッコの有名な花柄ウニッコのようなおおぶりな模様でケースから取り出すとパっと華やぐ雰囲気です。
プーリー内側も同じ模様でアクセントになっています。

縫い模様の数やレバーの位置などは若干異なりますが、全体としてはボディやケースは394や他のmonami とほぼ同じ大きさです。

ただし、細かい部分では違いがいつくかあります。
上糸を上部に立てて置く353に対いて、394は背面についていて、横にスライドする形。
左が353上糸立て、右は394の背面上糸通し。

394は針が手前に向け斜めになっているスラント針仕様でしたが、こちらはは普通に垂直針ということ。
加えて、394はフリーアームになりますが、353はフリーアームになりません。
針板やすべり板なんかも若干形が違います。
左が353垂直針、右が394のスラント針(斜め針)
394と操作感や針の動きなどはほぼ同じなので、特に目新しい事はないのですが、どんな外観なのか気になっていたので、実際目の当たりにすることが出来てよかったというところです。


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