2015/09/27

はじめてのブラザーミシン 購入ミシンNO.42 ブラザー コンパルEX

初めてブラザーミシンを購入しました。

今までは少し興味があるものはあったのですが、どうしても欲しいと思えるものがなかったので購入していませんでした。今回、出品中のこのミシンに多くの付属品がついていて、その中にサークルアタッチメント(フラワーアタッチメントとも呼ばれるもの)があったので、買ってしまいました。ミシンそのものよりもそれが欲しかったとも言えます。

見た目にはなかなか魅力があります。
70年代前半のブラザーの代表的なミシン、ペースセッターと似た外観でありながら、その後の大ヒットシリーズ・コンパルという名を持つミシン。
コンパルといえば初期電子ミシンであり、その後コンピューター化されますが、このミシンはコンパルでも電動です。
ペースセッターと同じく、模様選択や送り、ふり幅調節のあたりに、何色も鮮やかな色がバランスよく配置されていて綺麗です。


説明書はなかったのですが、ネット上でみつけたペースセッターのものが参考になりました。上糸かけ、下糸巻、模様選択の方法などはペースセッターとほぼ同じです。

釜は垂直半回転。付属品にはアルミでなく、ブラザー純正のプラスチックボビンがついていました。白くて綺麗です。これが同時期のジャノメだと青いボビンでした。

動きは普通の電動ミシンで、フットコン操作のみです。
ただし、付属品がこれでもかというくらいついています。

押えも、三巻やコンシールファスナー、直線用、ジッパーなど10種類くらいあり、この当時のミシンに見られた単環縫いチェーンステッチ用の部品もあります。直線用針板もついていて、およそソーイングに必要なものは殆ど既に揃っています。

重さはそれ以前のフラットベッドのジグザグミシンよりも軽く、ハンドルもついているので、出し入れも楽です。

フリーアームにするのも最近よくある付属品ケース全体をずらすのではなく、手前のベッドを少し持ち上げるだけでOK。
その下には糸かけ図も描かれていて親切。

送り歯のアップ・ダウンも手前にあるレバーで簡単。

もの足りなさを感じるとすれば、針基線が中基線か左基線にしかならない事。(ペースセッターは右基線もあるようですが、コンパルEXは右には出来ないようです。)
敢えてあげるならそれくらいです。私の好きなダブルオーバーロック縫いもできます。


パワーや貫通力、縫い模様数など特に他のものに比べて格段に優れているわけではないのですが、通常のソーイングで求められるパワーや機能が備わっていてこのミシンでいい、こういうミシンがあれば十分と思わせるミシンです。

プラスチックのボディではないので、古くなってもちょっと拭き掃除すれば新品に限りなく近いくらい綺麗になります。白さも製造当時とあまり変わらないのではないかと思われます。保管状態を良くして、丁寧に扱えば長年使えそうなミシンです。

大きさ、重さ、パワーすべてにおいて、ベーシックな半回転垂直釜の電動ジグザグフリーアームミシンという気がします。フットコンでの細かな速度操作もしやすく、動きも滑らかで使いやすいです。

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