2015/09/21

ミシンのふところの大きさ

縫いやすさの目安ともいわれる懐の大きさ、、持っているミシンを実際に測ってまとめてみました。

以下、幅、高さの順に記載。
幅は針穴中心から右の空間 高さは懐の中心点あたりの高さです。

JUKI シュプール25SP
職業用ミシン
幅、高さともに家庭用よりどれも広め。十分な広さがあり、一般的なソーイングで困ることはない。

・JUKI シュプール25SP 幅22cm×高さ15cm
・ベビーロック Excim Pro 22.5cm×14cm
・シンガー188U 2 21.5cm×14cm





海外(ヨーロッパ)メーカー・家庭用ミシン 
ベルニナ ビルティオーゾ160
キルト用にも使えるように通常家庭用よりやや広め。
現在のハスクバーナのミシンはさらに広く22~25cmくらいあるようです。
日本メーカーでも上位機種はもっとアームが長いものもあります。
エルナ(ジャノメ製)のエクセレンスなどもアームがかなり長い。

・Electrolux 990  幅19cm×高さ11.5cm
・ベルニナ・ビルティオーゾ160  19cm×11cm
・ベルニナ・アーティスタ170  19cm×10cm 
  (液晶タッチパネルモニターの分だけビルティオーゾより高さがない。)



標準的な家庭用ミシン
シンガー 192U
家庭用ミシンの基準となったシンガー15種が17cm×12cm。これにあわせて殆どのものが幅17×高さ12が基準となっているようです。
JUKI HZL-7800やリッカー・ベルニナ・ホリデーヌはこれに比べるとやや狭くなっているが小さすぎるということはない。普通の衣料を縫うにはこれ位でも十分。ただし大き目のキルトなどをする場合はもう少し広い方がやりやすいはずです。

・シンガー 15-90  幅17cm強×高さ12cm強
・シンガー 192U 17cm×12cm
・JANOME Two in One 17cm×12cm
・シンガー Sc-380 17cm×12cm
・TOYOTA HZ-586  17cm×11.5cm
・JUKI HZL-7800 15.5cm×12cm
・リッカー・ベルニナ RCM1230 16cm×11cm


ジャガー Mate Mark2
コンパクトミシン(と呼ばれるもの)
A◆70年代のもの
 家庭用に比べて特別小さすぎると言うほどではない。
 本体の大きさを考えると、懐は広めにとられている。

・シンガー Mon ami353  幅15.5×高さ12cm
・ジャガー Mate mark2  15cm×11cm
    (アームがカーブしていて一番長い所は幅17.5cm)
・エルナ ロータスtsp  15.5cm×11cm



ジャガー CD-2204

B◆近年の通販ミシン
やや小さ目の印象。
・ジャガー CD-2204 幅14cm×高さ9cm


コンパクトミシンも古いものはそれなりに広さがあるようですので、それほど、狭すぎるということもないようです。




現行の安価なプラスチックミシンは、幅が13cmくらいしかないものが多く高さもありません。ジャガーのキティちゃんミシンでいうと幅9cm×高さ8.5cmしかないです。
これでは縫うものが限られるか、よほどの強者でない限り、大物の衣料を縫うことは難しいです。

フルサイズの家庭用ミシンくらいあれば衣料制作などはほぼ問題ないでしょう。

以上ミシンのふところサイズの実測値比較でした。

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