2015/09/06

ジャガーCD-2204 機能特徴

今回はジャガー2204の機能的な特徴について、いくつかのポイントを上げてみます。

上糸通しが変わっている。
左サイドの上糸通し用レバー
今のミシンはスリット状になっていて、天秤が見えないようになっているものが多いですが、これも同じくです。ただし、今までのミシンとは違い、上糸かけがかなり簡略化されていて、びっくりするくらいです。普通は、上糸を掛ける時、下に下ろした糸を天秤にかけるために再度あげるのですが、これは下ろしたらすぐに針棒のスリットまで持っていきます。
その後、これまた変わった針穴糸通し器に欠けて、左サイドパネルにあるレバーを下ろすと、糸通し器が動き、糸が針に入っていきます。
その後は今までの自動針穴糸通し器と同じようにループになった糸を引き出すだけ。

初心者でもわかりやすく簡略化したのでしょうが、これだとミシンの仕組みを全く理解しないまま終わりそうです。おそらく内部でうまく糸がかかるようになっているのでしょうが、何も見えないのでやや気持ち悪いです。



操作ボタン
ボタンを押して模様選択すれば、あとはスタート、ストップ(開始・停止)ボタンを押せば針が動き、もう一度押せば止まります。
開始・停止ボタンは小さ目で、下に向いていてやや押しにくいのですが、その上にある返しぬい・止めぬいボタンは大きく押しやすいです。
フットコントローラーが標準装備でフットコンを使う場合が殆どでしょうから、ボタンの位置はこれでいいのでしょう。



ふところサイズ
コンパクトミシンの範疇にはいるものなので、懐はやや狭いです。


縫い模様
こんなにたくさん使うことはないでしょうが、縫い模様も70種類ほどあります。
本体右側に縫い模様が表示されていて、模様の上の番号を上にあるボタンで選択するようになっています。模様番号表示液晶の文字も大きくて見やすく、模様選択で戸惑う人はいないでしょう。
ボタンホールも3種類あります。


上糸をかけていないと自動で止まる。
ミシンに糸かけをしていないとスタートしても数針縫った後に、ピーピーピーと警告音が鳴り、ミシンが止まってしまいます。そのことはミシン上面に記載されています。

注油などメンテナンスはユーザーでしないという前提で、注油後の慣らし運転など想定していないのでしょうが、これはやや不満です。
水平釜プラスチックボビンの最近のコンピューターミシンは押えを下げないと針が動かないなどありましたが、糸を通していないと針が止まるミシンは初めてです。

LEDライト
ライトはLEDです。LED照明はやや暗く感じるので私はあまり好きではありませんが、今のスタンダードとしてはLEDなのでしょう。使用上は問題なく手元を照らしてくれます。

送り歯ダウン機能はなし。
ドロップフィード(送り歯ダウン)機能はついていないので、ダーニングプレートがついています。ただし、昔のものと違ってプラスチックで軽いものです。
こんなのでもいいのかと思うくらいですが、実際に取り付けてみるといとも簡単に針板に取り付けられました。
 ※同じ通販ミシンでもシンガーSN-777シリーズなんかはドロップフィードがあるようです。

機能的な特徴はこんなところです。
実際に使った感想は次回。

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