2016/10/09

ボビンの収納 お困り解消

ボビンって増えてくると収納に困りませんか?

私も最初はミシンの本体に付属の付属品収納ケースに入れていて問題なかったのですが、だんだん糸が増えてきたり、ミシンを何台も買ってしまっているので、それぞれのミシンにボビンを入れていては効率が悪いのです。

手芸屋さんやミシン販売店にはボビン収納ボックス(ボビンキーパー)って売られていますよね。
あれ大体500円から1000円くらいするので、買うかどうか迷うものです。
100円ショップで売られている収納ケースとそれほど変わらない素材で作られているので、余計に高いと感じてしまって、なかなか購入に踏み切れないのです。

これは今やあらゆる商品で言えることですが、100円ショップが生活に根付いてしまったために、

 こんなの100円で買える。もったいない。100円ショップにこれと同じようなもの売ってないかな。
 100円ショップで売っている材料で何とか工夫すれば代用できる。

あらゆる生活の場面、買い物するとき、こんな風に考えてしまうこと多いと思います。

だから1000円もすると躊躇するのです。

私も以前からボビン収納ボックスが欲しいと思っていましが、今ある100円ショップで買った小物収納ケースにバラバラとまとめて入れておく方法で何とかなっているからやり過ごしていました。

でも、糸が上から一目でわからないから、いちいち取り出して確認しないといけないし、ボビンから出た糸端が絡まることもあるしと、やっぱりボビン収納ボックスがあればいいんだろうな、くらいに思っていました。

やっと先日、ネットでボビン収納ボックスを買いました。ほかの部品を買うついでで送料もかからないし、値段も安かったので買ってみようと思えました。
ボビン収納ケースは手芸クラフト系有名メーカーから出ているスポンジが入ったものもあるのですが、これはプラスチックの仕切りのみのシンプルなデザインです。
こんな風に収納できます。


ただし、ボビンの糸って、糸の色の微妙な違いや番手、糸の種類などによって、時間が経過すると判別がつかなくなります。
番手や色、糸の種類が複数混在している場合には、どの糸駒から巻いた糸かかわからなくことがあるのです。

それを解消するのが、糸こまと同じ糸種のボビンをとめておけるボビンキャッチャーというもの。
これであれば、ボビンの糸がどの糸か一目でわかります。
ただし、6個で300円くらいします。これでは糸が増えてくると結構な出費になります。
 まとめて30個、50個、100個と買えば6個入りよりは1つあたり安く買えるところもあるようですので、これが気に入った
 方はまとめて買ったほうがいいかもしれません。

ここでまた100円ショップなのですが、ダイソーにもボビンストッカーという商品が売られています。
形状は異なりますが、ボビンキャッチャーのように糸駒とボビンをとめておけるもので、これも6個入りです。
これならそれほどコストはかかりませんが、それでも6個しか入っていないので、ボビンが多い場合はそこそこの数を買わないといけません。だから私は購入するにいたりませんでしたが、糸の数が多くない場合はいい商品だと思うので、買って活用してください。

棚などにつかう、ダイソーの木製のダボ(6㎜径のもの)を使いボビンや糸駒の収納に使っているという情報もありました。糸駒とボビン別々に収納する場合、これを使うと有効な感じもしましたが、糸駒とボビンをまとめる時はボビンキャッチャーやボビンストッカーと違い、ダボの形状がまっすぐなので、出し入れがやや面倒な気もしてピンときませんでした。

何とかならないかと、私が考えてやってみて、うまくいったのが、 ”綿棒2本どめ” 法です。
綿棒もものによっては先端の固さや形状、全体の長さが違うので、すべてのものでできるかはわかりませんが、
今回使ったのは、またままたダイソーのこれ。

綿棒もドラッグストアでは300円くらいするものもありますが、100円で250本はいっているので、1つに2本使っても125セットは作れるということです。

  家にあったドラッグストアで買った綿棒も長さが同じくらいで同じようにできましたが、200本しか入っていなかった
  ので、コスト的にはダイソーなど100円ショップのものですね。

綿棒2本どめは、少しだけ操作が面倒かもしれません。
2本そろえてそのまま突っ込むと入れにくいので、出し入れするときはまず1本を糸駒に入れて、その後ボビンをいれ、その後もう1本綿棒を押し入れれば固定できます。
綿棒2本をずらした状態にすれば、そのままボビンを抜いたりも出来ます。



この綿棒、長さが70㎜/7cmくらいなのですが、
一般的な糸駒の高さが4㎝、ボビンの高さが1㎝前後であることを考えると、2㎝あまります。多少綿棒のでっぱりが長い気もしますが、持ち手として邪魔というほどではありません。

さらにもう一つ、綿棒2本どめのメリットがあります。ここからが本領発揮です。

複数ミシンを持っている人、職業用を本縫い用、家庭用をボタンホール用にしている人ってそれなりにいると思います。
市販のボビンキャッチャーなどは基本的にボビンを一つしか留められない設計ですが、この綿棒2本どめはボビン2個を固定できるのです。
7㎝の綿棒に4㎝糸駒と、1cm前後のボビン2個(職業用1、家庭用1)というように1つの糸駒で2種のボビンがある場合も1つにまとめられます。
2つボビンをとめた場合は1㎝くらいあまるので、持ち手として適度な長さでとても便利です。



どのボビンでも、真ん中の穴の径はほとんど変わらないので、ほぼすべてのボビンでこの方法が使えると思います。上の写真はベルニナCBフック用のボビンですが、HA型も問題なくできましたし、下の写真の2つ入れてあるボビンは、下が家庭用で一般的なプラスチック11.5㎜ボビンで
、上は職業・工業用のボビンです。

2種以上のボビンを使い分ける必要がある人には、さらにこの綿棒2本どめが有効と感じられるでしょう。

なお、ボビンから糸端がでてくるのがボビン収納で困ることの一つなのですが、2つの綿棒の間に糸を挟んでおけば、ボビンから糸がバラバラ出てくることもありません。(1つしかボビンを入れない場合は綿棒の細い部分に1、2回糸を巻きつけて、綿棒先端で糸端を挟むと、とめやすいです。)

気になった方、ボビン収納に困っていた方で、気になった方は、ほとんどコストもかからないので、ぜひ試してみてください。

長期間使用したわけではないので、綿棒の先がほつれたりしてくることもあるかもしれませんが、安いので、その時は気軽に取り換えればいいですね。

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